平成28年度秋季関東学生囲碁団体戦

10/9に明治大学駿河台キャンパスにて、10/16,30に日本棋院にて、平成28年度秋季関東学生囲碁団体戦が行われました。

一般1部優勝:早稲田大学準優勝:慶應義塾大学 
一般2部優勝:昭和大学 準優勝:青山学院大学
一般3部優勝:東京農工大学準優勝:首都大学東京
一般4部優勝:横浜市立大学準優勝:東洋大学
女子部優勝:早稲田大学準優勝:東京大学

全勝賞は以下の方々が受賞されました。おめでとうございます。(敬称略)

一般1部癸生川聡(早稲田大学) 
崔潔成(早稲田大学)
藤野雅也(慶應義塾大学)
一般2部竿尾明(東京工業大学)
角田大典(青山学院大学)
平岡壮磨(昭和大学)
一般3部横須賀明(東京農工大学)
一般4部日比野修平(上智大学)
菊岡伸一(上智大学)

一般1部

早大 理科 慶應 東大 立教 法政 一橋 日本 勝点 勝数 順位
早稲田大学 32
東京理科大学 22
慶應義塾大学 25
東京大学 21
立教大学 10
法政大学
一橋大学 12
日本大学

一般2部

東工 中央 青学 昭和 千葉 明治 学習 埼玉 勝点 勝数 順位
東京工業大学 23
中央大学 10
青山学院大学 23
昭和大学 25
千葉大学 19
明治大学 14
学習院大学 17
埼玉大学

一般3部

横国 國學 農工 電通 首都 専修 筑波 神大 勝点 勝数 順位
横浜国立大学 19
國學院大学 15
東京農工大学 24
電気通信大学 12
首都大学東京 20
専修大学 15
筑波大学 18
神奈川大学 17

一般4部


1局目
2局目
3局目
4局目
5局目
6局目
7局目
結果
順位
相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 相手 結果 勝数 SOS SOSOS
1 明星大学 × × × 24 149
2 横浜市立大学 × 24 174
3 東洋大学 × × 29 168
4 東京農業大学 × × 23 150
5 群馬大学 × × 23 151
6 芝浦工業大学 × × × 26 147
7 千葉工業大学 × × × × × 25 146
8 宇都宮大学 × × × × × × 24 145
9 上智大学 × × × × 23 149

女子部

早大 慶應 法政 東大 一橋 首都 東女 本女 勝点 勝数 順位
早稲田大学  3   3 20  1
 慶應義塾大学 15  3
 法政大学  3 10  5
 東京大学  6 14  2
 一橋大学  3 11  4
 首都大学東京  0 1   0  8
 東京女子大学  3  6
 日本女子大学  0 1   1  7

●表彰式○

一般1部優勝 早稲田大学主将 癸生川聡さん

「皆さんこんにちは。早稲田三年の主将を務めさせていただいた癸生川と申します。僕がこの場に立つのは、僕が早稲田に入学した春以来でした。去年は慶應にめけて全日本に行けませんでいた。今までは早稲田が勝つことは当たり前だと思っていたのですが、全日本に行けるということが本当にうれしいことだとよくわかりました。今回は運よく、早稲田が代表になることができたので、皆さんの分も全日本を一生懸命頑張っていきたいと思います。」

女子部優勝 早稲田大学主将 藤原彰子さん

「皆さん、こんばんは。早稲田大学1年の藤原彰子です。今回は補欠で出させていただいたのですが、今回は人数の調整がうまくいかなかったみたいで、欠員が出て、補欠の私が6局打つという感じでした。けれども結果優勝できてうれしいです。ありがとうございました。」

小川誠子先生より全勝者の皆様全員へ図書カードが贈られました。
また、日本棋院様より書籍が、全勝者の皆様へ贈られました。
株式会社パンダネット様より、対局時計と折りたたみ碁盤が各部の大学へ抽選で贈られました。
おめでとうございます。

関東学生囲碁連盟会長 佐藤先生よりお話をいただきました

「紹介いただきました佐藤です。今回二日目、三日目をこの棋院で開催する運びとなりました。四部と女子部を何とかこのホールに納めて、少し窮屈ですが、一つの会場でこじんまりと濃密にできたので、それはそれでよかったのではないかと感じました。しかしやはり、大学の大会ですので、各大学が会場を提供しあうことを基調としていきたいと思います。初日の幹事会でも幹事の皆さんにお願いしたのですが、早い段階から会場提供に協力してもらう、部員の皆さんの協力がないと会場を探すことが非常に大変ですので一つよろしくお願いします。幹事会でもう一つアピールしたのですが、一年生の連盟幹事を募集しています。上級学生でも新たに加わることは歓迎です。連盟幹事を務めることはいい社会勉強になります。幹事経験は非常に素敵な人になれますので、一年生の皆さんは誘い合って、幹事室をのぞいてほしいと思います。もう一点、藤井さんが登壇されて、「囲碁を小中学校の正課に」の署名活動への協力をしていただきました。学校の正課になって趣味の裾野が広がることは、強豪である皆さんの社会での立ち位置の向上にもつながります。学生ではわかりにくいかと思いますが、我々は世界とつながっています。これは社会に出れば否応なくわかると思います。自分たちの活動の広がりを世界とつなげるような気持ちを持っていただきたいと思います。三日間ご苦労様でした。」

株式会社パンダネット代表取締役社長 滝裕子様よりお話をいただきました

皆さん、ご苦労様でした。今日にいたるまで大変な準備と戦い、楽しまれて囲碁をしたと思います。本当にご苦労様でした。優勝なさった早稲田大学の方、本当におめでとうございます。私はパンダネットとしていつもこの大会に協賛させていただいてますが、このような大会に参加させていただくたびに、本当に感動いたしております。学生さん皆さんが手作りでこのような大きな大会を運営なさる、それはすごいことだなといつも思います。というのも、私はペア碁協会に携わってまして、今年で27回の大会を12月の3日、4日にいたしますが、やはり一年かかって一つの大会をします。21か国・地域を呼んで、ペア碁の普及のためにいたしておりますけれども、それはすごく大変なことです。準備不足になりますし、連絡不足や会場のこととか、様々なことは決して時間がたつにつれて慣れてくることがないですね。毎年毎年同じようなミスをしますし、苦労があります。それを皆さんがこうして手作りで、たくさんの仲間たちをお呼びになって、囲碁という素晴らしいゲームによって作られた大会はなんと素晴らしいことだろうといつも感激しております。私はパンダネットという囲碁のサイトを運営しておりまして、ペア碁という二人で戦う囲碁のゲームを普及しておりますが、今は74か国・地域に加盟国が増えました。囲碁は大変すばらしい競技でして、どこに行っても言葉でなくても、手段としてすぐ仲間になれる。それはどこの国に行っても体験して感激しております。皆さん学生でいらっしゃいますから、社会との接点はこれからだと思いますが、囲碁が素晴らしいコミュニケーションツールとしてお役立ちになることは確信しています。それと同時に日本の文化やいろいろなものを交流の手段として囲碁と同時に広めていただきたいと願っております。27回の大会がすぐ控えてますので。参加して下さる方がいらっしゃると思いますが、また今年もどうぞよろしくお願いします。この27回では、世界学生ペア碁大会を3回目になりますが、12か国・地域の大学生をお呼びして、16組で楽しく盛大に同時開催させていただきます。ますますの発展を願い、そして役員の先生方本当にご苦労様でした。幹事の皆様、ご苦労様でした。本日は皆さんおめでとうございます。


中園先生よりお話をいただきました。

「まず、皆さんお疲れさまでした。小川先生、滝社長たくさんの賞品を提供していただきありがとうございました。このリーグ戦は初めてこの棋院で行われました。個々で行われることはいいことも多いなと感じました。棋士の皆さんをお目にかかれますし、一般のお客さんが覗きに来ることもありました。いつもと違い、表彰式に全員残れる態勢なので、非常にいいのではと思いました。今回の大会、一部ですが、一位は早稲田大学、二位は慶應義塾大学になりました。早稲田大学は12月に行われる大学選手権で関東代表として大いに頑張ってもらいたいと思います。応援に来たOBの方で会場がいっぱいになって、熱気がずっとこもっている感じがしました。そういう雰囲気で打ったことは、個人戦と違ったいい経験をしたのではないかと思います。二部は非常に接戦で、昭和が一位、青山が二位となりました。上がった二校は残留を目指して頑張ってほしいと思います。三部は、東京農工大学、首都大学東京の方々も二部で頑張ってほしいと思います。四部は、横浜市立大学、東洋大学が上がりましたが、次落ちなければ、来秋には十分戦うことができると思うので、残留を目指してほしいなと思います。残念ながら陥落してしまった大学は次期を目指してこれから頑張ってほしいと思います。女子部は早稲田大学が圧倒していました。それから全勝者の方、おめでとうございます。今の大学のレベルは今非常に高いです。全勝者の名前を見てもアマチュアの大会で活躍している方の名前を見ることができます。ですが、団体戦は強い人が一人いても勝てません。ですからその強い人が主導となってチームを盛り上げて一部まで到達してほしいなというのがお願いです。学生囲碁連盟の行事として個人戦の全国大会がまだ行われますので、関東代表になった方は頑張ってください。お疲れさまでした。」

関東学生囲碁連盟
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