本日10/2(日)より3日間(16日、30日)、東京・潮見のセンコーグループホールディングス株式会社 東京本社にて関東リーグが開催されました。
以下、今大会の結果です。
優勝 | 準優勝 | |
一般1部 | 東京大学 | 東京理科大学 |
一般2部 | 電気通信大学 | 日本大学 |
一般3部 | 千葉大学 | 埼玉大学 |
女子部 | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |

(赤字は勝ち、黒字は負け、数字は勝ち数)
一般1部
東京大学 | 早稲田大学 | 東京理科大学 | 東京工業大学 | 慶應義塾大学 | 横浜国立大学 | 明治大学 | 東洋大学 | 勝ち点 | 勝ち数 | 順位 | |
東京大学 | ーーーー | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 | 7 | 29 | 1 |
早稲田大学 | 2 | ーーーーー | 2 | 4 | 4 | 5 | 4 | 5 | 5 | 26 | 3 |
東京理科大学 | 1 | 3 | ーーーーーー | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 6 | 24 | 2 |
東京工業大学 | 1 | 1 | 1 | ーーーーーー | 3 | 2 | 4 | 5 | 3 | 17 | 4 |
慶應義塾大学 | 1 | 1 | 0 | 2 | ーーーーーー | 4 | 3 | 3 | 3 | 14 | 5 |
横浜国立大学 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1 | ーーーーーー | 2 | 1 | 1 | 9 | 7 |
明治大学 | 0 | 1 | 2 | 1 | 2 | 3 | ーーーー | 3 | 2 | 12 | 6 |
東洋大学 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 4 | 2 | ーーーー | 1 | 9 | 8 |
一般2部
電気通信大学 | 國學院大學 | 明星大学 | 宇都宮大学 | 東京都立大学 | 日本大学 | 東京農工大学 | 東京農業大学 | 勝ち点 | 勝ち数 | 順位 | |
電気通信大学 | ーーーーーー | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 3 | 7 | 27 | 1 |
國學院大學 | 2 | ーーーーー | 3 | 2 | 2 | 2 | 4 | 3 | 3 | 18 | 5 |
明星大学 | 1 | 2 | ーーーー | 1 | 2 | 1 | 5 | 0 | 1 | 12 | 7 |
宇都宮大学 | 1 | 3 | 3 | ーーーーー | 4 | 1 | 4 | 3 | 5 | 20 | 3 |
東京都立大学 | 1 | 3 | 3 | 1 | ーーーーーー | 1 | 5 | 3 | 4 | 17 | 4 |
日本大学 | 1 | 3 | 4 | 4 | 4 | ーーーー | 4 | 3 | 6 | 23 | 2 |
東京農工大学 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | ーーーーーー | 0 | 0 | 3 | 8 |
東京農業大学 | 2 | 2 | 5 | 2 | 2 | 2 | 5 | ーーーーーー | 2 | 20 | 6 |
一般3部
東海大学 | 駒澤大学 | 千葉大学 | 埼玉大学 | 上智大学 | 芝浦工業大学 | 勝ち点 | 勝ち数 | 順位 | |
東海大学 | ーーーー | 3 | 1 | 1 | 0 | 3 | 2 | 8 | 5 |
駒澤大学 | 2 | ーーーー | 0 | 2 | 3 | 3 | 2 | 10 | 4 |
千葉大学 | 4 | 5 | ーーーー | 5 | 4 | 3 | 5 | 21 | 1 |
埼玉大学 | 4 | 3 | 0 | ーーーー | 3 | 4 | 4 | 14 | 2 |
上智大学 | 5 | 1 | 1 | 2 | ーーーー | 4 | 2 | 13 | 3 |
芝浦工業大学 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | ーーーーーー | 0 | 4 | 6 |
女子部(10/16、30に実施)
※
早稲田大学 | 慶應義塾大学 | 東京大学 | 順位 | |
早稲田大学 | ーーーーー | 2 | 3 | 1 |
慶應義塾大学 | 1 | ーーーーーー | 3 | 2 |
東京大学 | 0 | 0 | ーーーー | 3 |
※4回戦
東海大学・東京農工大学
・・・関東学生囲碁連盟 試合細則第一章(Ⅱ)1.「各チームは正選手5名(女子部は3名)を、その順位とともに登録する。登録後の氏名及び順位の変更は認めない。」を類推適用し、この行為が違反であると判断したため、没収試合とした。
○表彰式●

一般1部準優勝 東京理科大学 一般2部優勝 電気通信大学 一般2部準優勝 日本大学 一般3部優勝 千葉大学 一般3部準優勝 埼玉大学 女子部優勝 早稲田大学 女子部準優勝 慶應義塾大学
代表者コメント
一般1部優勝
東京大学主将 青木翔吾さん
この大会が始まる2日前くらいに突然主将に任命されまして、そこから1ヶ月間、圧に耐えながらもなんとかやりきり、このような結果で終わることができて良かったと思います。全日本学生囲碁選手権に東京大学が出るのは2003年以来だそうなので、同じ関東勢として応援していただけると嬉しいです。ありがとうございました。
女子部優勝
早稲田大学主将 加藤優希さん
今回早稲田がチームで優勝するのが3年ぶりらしいので、優勝できてとても嬉しいです。今回の女子部の参加校は3校しかなくて対局数も2局と寂しかったので、次回以降は参加校が増えるといいなと思いました。ありがとうございました。

全勝者代表
早稲田大学 西山喬紘さん
素晴らしい会場をご提供してくださったセンコーグループホールディングス株式会社の皆様、また大会を3日間円滑に進行してくださった連盟の皆様には感謝しかありません。おかげで選手一同とても熱くて楽しい3日間を過ごすことができました。
私、オリックスバッファローズという球団の熱狂的なファンでして、どれくらい熱狂的かというと関東リーグ初日が終わった後に優勝決定戦をみるために仙台へ直行するくらいのファンなのですが、このたびオリックスが日本シリーズに進出してもちろん行こうとチケットを取ったのですが、焦りと眠気によりあろうことかビジターのヤクルト側のチケットを取ってしまいました。今回ここでいただいた金額とそのチケット代が同じだったので、ここで回収するのがいかにも自分らしいナと思いました。
囲碁の方に戻りますと、今回早稲田大学は3位という結果に沈んでしまい、応援してくださった皆様にはとても申し訳ないですし自分自身もとても悔しいです。個人成績としては春も秋も全勝できたのでチームに貢献できたのかなと思いますが、副幹事、主将としての責任や自覚が足りなかったのではないかと思います。1年ながらも副将に座ってくれた西鶴、野波はすごい悔しい思いをしたと思うので、来年は二人を中心に部を引っ張って、また強い早稲田が取り戻せたらと思います。

先生方のお言葉
関東学生囲碁連盟会長
佐藤尚次 先生
選手の皆様3日間お疲れ様でした。今大会でまず申し上げるのは会場を提供してくださったセンコー様へのお礼です。ありがとうございました。
さらに今回は控え室も提供していただきましたが、ここからそこまで行く途中に会社の説明資料が置いてありました。世界中に展開している企業というのを見ることができるので、ここはどういう会社なのか勉強して行かれることをおすすめします。卒業後のことも踏まえて世の中にはどういう会社があってどういった仕事をしているのかを知る良い機会かと思います。先ほど竹谷様からお話を伺いましたら、社長の福田様が大変囲碁好きで、社員に囲碁を奨励しているとのことでした。
今回はこうして全リーグが一緒の空間で打っていたのですが、いつものように部屋に別れてやるのよりも風通しがよく、見ていて大変気持ちよかったです。私も今回3日間見させていただきましたが、今大会は大変盛り上がったと思います。運営する側としては3日間無事にできるかが重要でしたので、こうして無事に大会を締められて嬉しく思います。今回良い結果となった大学も、惜しくも敗れてしまった大学も、また次回以降精進して頑張ってもらえたらと思います。
今回一般1部優勝した東京大学は12月の全日本選手権に出場するわけですが、そこでも是非ご活躍してもらいたく思います。

関東学生囲碁連盟副会長
松多洋一郎 先生
3日間お疲れ様でした。先ほどにも述べたように、今大会も無事に終えられて良かったと思います。こうして終えられたのは会場を提供してくださったセンコー様、そして連盟の幹事諸君の働きがあってです。
今大会一番の目玉は、やはり東大優勝で2003年以来の全日本選手権出場で、長らく続いていた早稲田の牙城を崩せたのがやはり大きかったと思います。私も少し見させていただきましたが、わりと危なげなくどの対局も勝ったのではないかと思っております。是非ともここにいるみんなの代表という気持ちで、全国優勝して優勝旗を持ち帰っていただけたらと思います。
2位、3位の東京理科大、早稲田もまた来年度以降頑張ってもらいたいです。女子部は参加校が少ないとありましたが、是非とも他の大学も女子部に参加していただけたらと思いました。
無事に大会を終えられて良かったです。皆様本当にありがとうございました。

抽選会では株式会社パンダネット様よりカラー碁盤、解説用碁盤が、公益財団法人日本棋院様より書籍が贈呈されました。
日頃から学生囲碁界を応援していただき、ありがとうございます。選手たちの励みになっております。
また、今大会開催にご支援くださった株式会社パンダネット様、公益財団法人日本棋院様、そして会場提供に協力してくださったセンコーグループホールディングス株式会社様にはこの場をお借りしまして、多大なる感謝を申し上げます。ありがとうございました。
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